キスする夢:親密さや、相手を受け入れる気持ち
キスは愛情や情熱に加え、相手を受け入れること、気持ちや理解が近づくことの象徴とされています。見るポイントは「誰としたか」と、そのキスに自分がどう応じたかです。[1]
たとえば、好きな人とキスをして、驚くよりもほっとした夢。「相手に受け入れられた感じがうれしかった?」「自分からも好意を返せた?」と振り返ると、親密さのどこが印象に残ったのかを考えられます。
反対に、キスをされても戸惑ったなら、その感覚も大切です。クリスプは夢の感情によって別の意味も挙げているため、キスだけで吉夢と決めず、うれしさ・情熱・違和感のどれが強かったかを思い出してみましょう。

喧嘩する夢:飲み込んだ怒りや、譲れない気持ち
喧嘩の夢は、日中に抑えていた怒りや、気持ちの対立を表すものとされています。相手を攻撃したい気持ちだけでなく、自分の立場や自由を守ろうとする葛藤として読む場合もあります。[2]
たとえば、恋人に予定を決められて言い争う夢なら、「会いたい気持ちはあるけれど、自分の時間もほしい」といった迷いに似ていないかを考えてみます。何をめぐって争ったかを思い出すのがコツです。
「私の話も聞いて」と言っていたのか、何かを断ろうとしていたのか。夢の中の自分の言葉を一つ拾うと、ただ「喧嘩して怖かった」で終わらず、何を守ろうとしていたのかを考える手がかりになります。
元恋人の夢:今も残っている、過去の恋の経験
元恋人は、その人との関係で自分に残った記憶や感情、受けた影響を映す存在として解釈されています。過去の恋が今の自分に残したものを読む場面です。[3]
たとえば、昔よく行った店で元恋人と笑っている夢。「あの人に会いたい」のか、「あの頃の気楽な会話が懐かしい」のかでは、心に残るものが違います。夢の場面と、目覚めたあとに恋しくなったものを分けてみてください。
気まずい再会の夢なら、当時言えなかったことが今も引っかかっていないかを振り返ってみましょう。夢に出たという理由だけで復縁と結びつける必要はありません。
夢に出た相手も、私のことを想っている?
好きな人が優しかった夢ほど、現実の気持ちも知りたくなります。ただ、ここで紹介した読み方が扱うのは、夢を見た人の感情や経験です。夢だけから相手の本心や、これからの二人を判断することはできません。
夢に最近の出来事がどう入り込むかを調べた小規模な研究では、感情の強い経験ほど夢に含まれていたと報告されています。楽しいことも嫌なことも対象でした。印象深い夢を見たら、前の日に交わした会話や見たものも思い出すと、夢の背景を考える材料になります。[6]
夢をきっかけに気持ちが動いたなら、「会えてうれしかった」「本当はこれが嫌だった」のように、一つだけ言葉にしてみてください。夢の中の相手の答えを探すより、今の恋で自分が大切にしたいことを見つけやすくなります。
出典・参考資料
- Tony Crisp, Dreamhawk Dream Dictionary「Kiss」
- Tony Crisp, Dreamhawk Dream Dictionary「Fight Fighting」
- Tony Crisp, Dreamhawk Dream Dictionary「Ex-relationship」
- Penguin Random House「Dream Dictionary by Tony Crisp」
- Dreamhawk「About Dreamhawk」サイト案内
- Incorporation of recent waking-life experiences in dreams correlates with frontal theta activity in REM sleep



