
星座占いの区切りは、空の星座の形とは別
国立天文台は「黄道十二宮」を、太陽などの通り道である黄道を30度ずつ12等分した領域と説明しています。星座の大きさに合わせた区切りではありません。おひつじ座に対応する白羊宮は0〜30度、おうし座に対応する金牛宮は30〜60度、という具合です。[1]
この記事では、この春分点を0度とする区分を扱います。星空で見える星座と名前が同じでも、占いの区分と実際の星座の範囲を混ぜると、別の答えが出てしまいます。
同じ日付でも、切り替わる時刻は変わる
具体例として、太陽の黄経が0度になる春分の時刻を見てみましょう。国立天文台の暦要項では、2025年は3月20日18時01分、2026年は3月20日23時46分です。どちらも日本の中央標準時で示されています。[2][3]
同じ「3月20日」でも、太陽が0度を通る時刻は一致しません。この例からも、すべての年に共通する「その日の午前0時に次の星座へ変わる」という読み方はできないと分かります。なお、この2025年・2026年の時刻を、別の年に生まれた人の判定へ使うことはできません。
国立天文台の表で確かめる手順
出生年と出生時刻が分かったら、国立天文台「二十四節気・雑節 長期版」を開きます。 年を入力し、標準時は「+09時間(日本)」にして「表示」を押します。名前や住所の入力はありません。[4]
二十四節気は15度刻みですが、星座の境界として見るのは次の12行です。括弧内は、その時刻から始まる星座です。[1][4]
- 大寒300度(みずがめ座)/雨水330度(うお座)
- 春分0度(おひつじ座)/穀雨30度(おうし座)
- 小満60度(ふたご座)/夏至90度(かに座)
- 大暑120度(しし座)/処暑150度(おとめ座)
- 秋分180度(てんびん座)/霜降210度(さそり座)
- 小雪240度(いて座)/冬至270度(やぎ座)
誕生日に近い境界の日時を探し、自分の出生日時と比べます。境界より前なら一つ前の星座、後なら括弧内の星座です。日本時間で比べるため、海外の記録や夏時間実施年の記録は、当時の時差を確かめて日本時間へそろえてください。ツールは夏時間を自動では考慮しません。[4]
たとえば、おうし座とふたご座の境目なら、出生年の「小満60度」の行を見ます。小満の前はおうし座、後はふたご座。1月前半なら、前年の冬至から続くやぎ座の区間です。
出生時刻が分からないときは
まず、その日のうちに境界を通るかを表で確認します。同じ日に切り替わるなら、出生時刻が分かる記録を探しましょう。切り替わり時刻のごく近くで記録が曖昧な場合も、いったん候補を二つ残しておけます。
確認できたら、出生情報の確かさと使った表を短くメモ。星座が分かった二人は、それぞれの星座を選んで相性の読みものへ進んでみてください。


